悪性リンパ腫闘病記

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zoom RSS 入院12日目(今日が、間違いなく、我が人生、最大の、ピンチ!)

<<   作成日時 : 2010/06/04 12:00   >>

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平成21年11月17日 記

大変なことになった。
予兆は昨夜からあった。
今日、僕は緊急手術をする。
便宜上、後日に記載したことを織り交ぜながら波乱の一日の経過を次に記す。


6:00〜
起床とともにトイレへ。
大便の代わりに大量の出血が。
洋式便器を染める赤色に卒倒しそうになる。

7:00〜
まだ腹がゴロゴロ行っている。
トイレへ行きたくてしょうがない。
きっと出てくるのはまた血だけだろう。
耐え切れず再びトイレへ。
やっぱりな大量の血液
大変だ、このままでは失血してしまう。
パニックになりつつ、ナースに報告。
便器の様子を見たナースがすぐに主治医へ連絡してくれた。

朝食と薬は念のため摂らないよう主治医から指示。
念のため?
このあと何があるんだ?

10:30〜
車椅子に乗せられ、大腸カメラ検査へ。
待つ間にもお腹が耐えきれず、本日3回目のトイレ。
またしてもドバーッとお尻から血が放出される。おっかない。やばい、死んじゃうって!
結局、肛門まで血まみれで何も見えず、カメラは入り口でストップ。

11:30〜
腹部CT撮影。
結局、ここでもわからずじまい。
少しずつ検査のレベルが上がっていく。
次は何?
手術とかヤだよ。
だって、心の準備が……

15:00〜
カテーテル検査。
母が同意書にサインしている間に着々と準備は進む。
股間の剃毛をして、おしっこを出す管を膀胱に装着。痛い痛い痛い。
今度はストレッチャーで検査室に運ばれる。
検査は約2時間に及んだ。
検査に伴う痛みがほとんどなかったのが不幸中の幸い。
造影剤を入れて写真を撮るとき、ちょっと熱いと感じるくらいのもの。
血液内科と消化器外科で連携しつつ、わかったことは、小腸に穴が開いているということだった。

腫瘍崩壊症候群!

たしかに入院前に、主治医がその可能性について言及していた。
化学療法によりガン細胞が一気に減ることで腸管に穴が開くことがある、と。
つまり、抗がん剤が効きすぎて、ガン細胞と共にそれらがへばりついている腸壁をも破壊しているという状況だ。
内視鏡検査では小腸まで調べることは出来ない。
これは、いたしかたないこと。
医師が言うには、当初、小腸に開いた穴をカテーテルで埋めていこうとしていたようだ。
しかし、検査の結果、その穴は1箇所や2箇所ではなく、小さな穴がたくさん開いていたらしい。
結局、カテーテルで処置をすることを断念。
小腸を切るしかないということに。
要するに、僕にとっては初体験になる外科手術である。

18:00〜
輸血(560ml)の同意書にサイン。
消化器外科医師、薬剤師、麻酔科医などから矢継ぎ早に説明を受けて、手術の同意書にサイン。
決行は今夜。
予定していた患者さんたちの手術が終わったあとで僕の番となる。

21:30〜
いよいよ本日のメインイベント。
オペ開始である。
ザールへ運ばれる直前に、はるばる父が駆けつけてくれた。
とても心強かった。

執刀医は消化器外科のI医師。
40台半ばくらい、格闘家みたく体格の良い明るいDrだ。
一日に何件も手術をこなし、脂がのっている雰囲気をムンムン醸し出している。
好印象。我が身を預けられる安心感と安定感がある。

あとから聞いた話だと、手術は約2時間で終わったようだ。
これはかなり早い方らしい。
腫瘍が見られた部分をまとめて切除。
トータルで80cmくらい切ったそうな。
このくらいであれば、今後の生活には全く支障がないとのこと。
なによりだ。全くもってなによりだ。

眠っている間にすべてが終わっていた。
手術台のベッドというのは、驚くほど幅が狭いんだなという印象だけが妙に記憶に残っている。
まあ、手術中に寝返りとか打つわけじゃないのだから当然といえば当然か。

23:30(?)〜
8階の消化器外科病棟へ転科。
一人部屋である。
術後の痛み止め点滴の影響でトロリと眠気が襲うも、傷口の痛みですぐに目覚める。
一晩中、「痛い、痛い」と繰り返し呟いていた。
手術を終えて、麻酔が抜けた直後は本当に痛かった。
シャレになんない。二度と御免だと思った。
その上、ベッドが柔らかすぎたため、腰痛持ちの僕としては、頻繁に姿勢を変えないと腰がカチカチになってしまう。
申し訳ないと思いつつ、10分ごとにナースコールして、体の向きを変えてもらった。

あんなにも朝が遠く感じたことは今までなかった。
まったく、とんでもない一日だった。
 

   はじめての方→これまでの経過(要約版)
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。携帯で検索で拝見しています。私も悪性リンパ腫でRCHOPの2回目が終わったのですが血便や貧血などで入院してます。

私も小腸から出血の疑いがあり、場合によっては、手術かもと言われました。

リツキサンも、こちらの日記に書いてあったのと、全く同じ症状が出ました。

まだあと6回、乗り切れるか不安で仕方無いです。

全身痛くて、もう疲れてしまいました。
トトロ
2010/09/28 00:55
こんにちは、トトロさん。
出血は心配ですね。
僕のような腫瘍崩壊は、抗がん剤の1回目で起こることが多いようなので、その可能性は低いとは思いますが、やはりトトロさんもお腹に腫瘍があるのでしょうか。
抗がん剤治療は、回をかさねるほどに副作用が楽になってくるはずです。長い道のりですので、のんびり行きましょう。
ノコ
2010/09/28 14:40
立派であたたかいかた、
本当に、素晴らしいですね。大変すぎて涙かでます。
ひさ
2011/05/29 01:33
いやな記憶はありますが、このときの苦しみを忘れず、慎重に慎重に生きていこうと思います。
ノコ
2011/05/29 14:18

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